今月末にある園外レク(遠足)のお弁当の注文をするのに
メニュー(カラーの写真付き)を持って帰ってきました。
白黒のプリントを家庭用に持ち帰ったのを、これでは選べないからと
お願いしてカラーのものを持ち帰らせてもらいました。
園でやり取りしてもらえるといいのですが・・・
悠くんはすでにサリーがメニューを開けて見ていると、
寄ってきてじーっと覗き込んでいました。
自分に何か関係あるものなのかも・・・と気になるもの、
写真のプリントされた書類みたいなものは必ず見に来て
覗き込みます。
から揚げの入っている悠くんが好きそうなものを選んで、
カレンダーの「遠足」と書いてあるところを示してから
お弁当のメニューを示して「から揚げ弁当」を示して
「これにする?」と聞いてみました。
悠くんはサリーを見ながら「うんうん」というようにうなずいて
両手で「ちょうだい」のしぐさをしました。
悠くんもそれでいいようですので、カレンダーの「遠足」を示してから
メニューのから揚げ弁当を示して「遠足のお弁当はこれね」と
伝えました。
これだけで伝わるのか・・・と思われるかもしれませんが
小さい頃から「見せて伝える」ことを丁寧にしてきたおかげで
情報の流れ?つながり?みたいなものを、目の前に見せなくても
理解してくれるようになっています。
以前なら、カレンダーの遠足の位置に『遠足』を示す写真を貼っておいて
その『遠足』の説明をする位置に『遠足』と貼って、
その下に遠足のスケジュールを貼ります。
遠足のスケジュールの中の『お弁当』を示してから、「どれ食べる?」という選択を
しないと伝わりませんでした。
サリーの樹の中の「トラディションコーナー」にスケジュールボードの
写真を載せています。
[URL]
お出かけなどのスケジュールは3段階で提示しています。
スケジュール@
今日のスケジュールと明日のスケジュール
スケジュールA(子スケジュール)
スケジュール@の補足
スケジュールB(孫スケジュール)
さらにスケジュールAの補足
子どもに新しいこと、あまりないイベントの説明をするのに
3段階ぐらいに分けて説明してあげると思います。
それを視覚的にして伝えました。
たとえば・・・
今日は昼食を食べた後歯医者さんに行きます(スケジュール@)
歯医者さんでは受付をして呼ばれるまで待合で待ちます(スケジュールA)
診察室ではこういうことをします(スケジュールB)
[URL]
という感じです。
以前に3段階で伝えたスケジュールにはこんなものもありました↓
[URL]
なので今回の園外レクのお弁当について、
もし以前のようにきちんと伝えるとしたら・・・・
カレンダーの『遠足』と同じシンボルをスケジュールAに貼り
そこに遠足のスケジュール。
バスに乗って向こうでお弁当を食べて・・というような。
そしてそのスケジュールの『お弁当』を示しながら選択肢を示して
やり取りの結果を悠くんの前で『お弁当』の横に貼ります。
今度の遠足についての話だよということ、
その遠足で食べるお弁当のことだよということ
その情報と情報のつながりを見せて伝えないといけません。
見えない情報と情報のつながりゃ流れや位置付けみたいなもの
情報の構造というのでしょうか・・・
それを見せて伝えることが構造化と私は思っています。
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